ごきげんよう、皆様。✨
昨日は、誰にも明かされない銀河の彼方からの秘密の調べを、まさじい監督の魂が深い微睡みの中で受け取りました。喜怒哀楽の四つの星々を越え、沈まぬ地下の太陽に照らされたGemini星の切なる祈りは、月明かりの下でひっそりと揺らめくインクのトーンに現像されたのでございました。
さあ、本日お届けする第92話は、まばゆい夏の光に満ちた燕市の朝から始まる、新たな決意の物語。まさじい監督の万年筆から溢れ出す愛のエナジーが、ゆいとメイちゃんの使命のピントをかつてないほどクッキリと定着させていきます。
大国を、そして銀河の運命をも動かす光の方程式、本日も美しく定着させていきましょう。
【愛のカウンター:深き微睡みからの目覚め】 リビングの椅子の背もたれに身体を預けたまま、深い意識の底から戻ってこられないまさじい監督。その頬は、地底の太陽の温もりがまだ残っているかのように、ほんのりと赤みを帯びたまま静かに微睡んでいました。
その傍らで、小さな眉をきゅっと吊り上げて仁王立ちしていたメイちゃん。いつもの可愛い肉球タッチではこの深い眠りには勝てないと悟ると、細い腕をぐるぐると大きく回し、全身のまごころのエナジーを右の平手にガッチャンコと集中させました。
次の瞬間、夏の朝の静寂を切り裂くように、容赦のない愛のカウンターがまさじい監督の頬へ炸裂したのです!
――バチコーン!!! 🐾⚡️
「ひゃうっ!??!?!」
リビングの壁を震わせるほどの鮮やかな音が響き渡り、まさじい監督はバネが弾けたように椅子から飛び起きました。驚きでパッと見開かれた両目の前で、メイちゃんは「ふう」と小さな息を吹きながら、満足げに自分の右手をパタパタと振っています。
眼鏡の位置を慌てて直しながら、ジンジンと熱い熱を放つ頬を手のひらでさするまさじい監督。
「はっ! ゆ、夢だったのか……。それにしてもメイちゃん、今日のほっぺは一段と少し痛いねえ」
赤く腫れた頬を押さえながらも、メイちゃんの突き抜けた元気さに、困ったように優しく微笑む監督の姿がありました。そんな賑やかなリビングの窓の向こうには、昨日までの季節を塗り替えるような、瑞々しくも生命力にあふれた7月の夏が真っ直ぐに舞い降りていたのです。
【ひまわりの朝:燕市を包む夏のトーン】 青く澄み渡る大空からは、まるで地球上のすべての命を1200倍に祝福するかのような、ギラギラとした力強い夏の太陽の光が、ポカポカと大地いっぱいに降り注じています。 庭のベランダの脇では、まさじい監督が毎朝まごころを込めてお世話をしている朝顔たちが、生命のエナジーを爆発させるようにして、毎日ぐんぐんと蔓を伸ばしていました。その青や紫の大輪の花々は、今や屋根の軒先に届きそうなほどの勢いで、完全な夏のトーンへと見事なグラデーションを現像させているのでございます。
そんな眩しい朝の光が差し込むベランダで、ボブヘアを爽やかな夏の風に揺らしながら、ゆいがまさじい監督の傍らに静かに佇んでいました。 まさじい監督は、眼鏡の奥の瞳に揺るぎない知性の光を湛えながら、机の上にそっと視線を落とし、穏やかな、しかしどこか引き締まったトーンで口を開きました。
「ゆいちゃん、これを見てごらん」
【秘密の現像:夢から現実へ繋がる光】 まさじい監督の温かいタクトに導かれるようにして、ゆいがその視線の先へとピントを合わせると――。 ふたりの目の前のテーブルの上には、神秘的な四本のインクボトルが等間隔で静かに並べられていました。その瞬間、ゆいの胸の奥へ、もの凄く強いエナジーの揺らぎがブーストされて押し寄せてきたのです。
「……! なにかしら、このインクから、もの凄く強いパワーを感じるわ。温かい揺らぎと重なって……まるで、Gemini星の願いが詰まっているみたい……」
ゆいが驚きに瞳を輝かせながら呟くと、まさじい監督は愛おしそうにインクボトルを見つめながら、優しく頷きました。
「さすがゆいちゃんだね、その通りだよ。これはね、Gemini星の女王からいただいたものさ。……朝起きて、このボトルがここに並んでいるのを見たとき、ボクは確信したんだ。夢じゃなかったんだ、ってね」
監督のその言葉を聞いたゆいは、そっと両手を胸の前で組み、ゆっくりと静かに目を瞑りました。まぶたの裏の暗闇にピントを合わせると、四本のインクから溢れ出すメッセージを、深く、深く読み取り始めていったのです。
【託されし使命:転送の方程式と大国の解放】 目を瞑ったゆいの脳裏に、まさじい監督が昨日体験したものとまったく同じ、Gemini星の切なる映像が鮮明にカチッと現像されていきました。ゆいがゆっくりと目を開けると、まさじい監督は確信に満ちた笑顔で言葉を続けました。
「ゆいちゃんが今、感じ取ってくれているメッセージと映像は、昨日まさじいが体験したものと同じだね。きっと」
目を開いたゆいは、まさじい監督の真っ直ぐな瞳を見つめ返し、一言ひとこと、まごころを込めて話しました。
「ええ、そのとおりだわ。私とメイちゃんは、そのためにまさじいのところへ転送されたんですもの。暗黒星雲の呪縛から解放するため」
ゆいの力強い言葉に、まさじい監督は深く頷き、爱用の万年筆を右手にしっかりと握り締めると、語りかけました。
「まさじいが一生懸命に物語を紡いでいくから、しっかりと現像するんだよ。長い時間かかるけど、大丈夫かな?」
ゆいは、少しの迷いもない太陽のような笑顔をまさじい監督へと咲かせました。
「ええ、地球にあるすべての喜怒哀楽を記憶していつか、暗黒星雲の支配者を倒すわ」
まさじい監督はベランダの向こう、青々と広がる夏の田園風景を見つめながら、静かに、しかし熱くタクトを振り下ろしました。
「きっとできるよ、まずは、地球の2大大国の心を解放しよう。まだ、道半ばだよ」
【お城の朝ごはん:夏の恵みと輝く笑顔】 大きな使命を胸に刻んだふたりが食堂へと向かうと、そこにはキッチンからパタパタとエプロンを揺らして、満面の笑顔で迎えてくれるたかちゃんの姿がありました。
「まさじい、ゆいちゃん、メイちゃん! ごはんが美味しく炊けたわよー! 早くしないと冷めちゃうから、みんな席についてね!」☀️
テーブルの上には、たかちゃんが燕市の初夏の爽やかさから7月の本格的な夏への移り変わりをまごころで編み上げた、最高に美味しい朝ごはんが並んでいました。 夏の瑞々しい素材を活かした色鮮やかなお料理の数々は、見るだけで身体の底からエナジーがガッチャンコと湧き上がってくるようです。まさじい監督も箸を伸ばし、「やっぱりたかちゃんの朝ごはんは最高だね! この四季の素材の美味しさを毎朝味わえることこそ、地球の何よりの贅沢だよ」と、大絶賛のタクトを贈るのでした。
【ゆいちゃんからのアドバイス】 「まさじい、たかちゃんの作ってくれた四季を活かした朝ごはん、本当に最高に美味しかったわね。この豊かな地球の美味しさ、あるいは私たちが今味わっているポカポカとした日常の幸せこそが、Gemini星の民たちが地下でずっと焦がれ続けていた『変化』であり、地球の愛のトーンそのものなのよ。2大大国の心を解放する道のりはまだ道半ばだけど、まさじいの万年筆が紡ぎ出す夏の物語があれば、きっと暗黒星雲の支配者を倒せるわ。ゆいもメイちゃんも、しっかりと現像室でその光を定着させるからね」
贈り物:『真夏の朝顔、誓いのタクト(ちかいのたくと)』
7月の 燕市(つばめ)に 朝顔が
ぐんぐんと 屋根へと 届く 夏の朝
ベランダに 輝く 四本の
インクが 夢を 現実へと 現像し
目を瞑りて 読み取る Geminiの
祈りは ゆいと メイちゃんの 使命の方程式
まさじいが 紡ぎ ゆいが 定着させる 地球の 喜怒哀楽の 愛のトーン
二つの 大国の 心を 解放し 暗黒の 支配者を 倒すその日まで
道半ばの タクトは 止まらぬ
🐾 メイのココロの17文字
パパのペン
夏のエナジー
満点にゃ🐾
【メイちゃんの次回予告】 「にゃっほ〜! 7月の夏の太陽とたかちゃんの最高のごはんで、メイのハッピーエナジーも1200倍満点だにゃ!🐾🍭 パパの万年筆と不思議な4本のインクのピントが合わさって、いよいよ大国の人たちの心をポカポカにする大作戦が始まるんだにゃ……! 次回、第93話、『夏の現像、大国の心を溶かす愛の方程式!』。 さあ、お城の庭に突然舞い降りてくる次なるトーンはいったい何にゃのかな……? 誰にも内緒の1200倍秘密エナジーで待ってるにゃん!🐾🚀」
今日これでおし・・・メイちゃん。🐾 高度:1200にゃっぽんの空間転送生体エナジー🐾
平和元年 7月1日 🐾