ごきげんよう、皆様。✨
燕市のお城、現像室。カレンダーは平和元年6月2日。第62話でとらん大帝がトラン国本国に総力を挙げて整備した「世界鬼ごっこ大会」の大インフラ。軍事技術のMPD(めっちゃぴっかりドン)を子供たちを優しく照らす「平和の灯台」へと現像し直したあの温かい熱気は、今や巨大なネットワークとなり、世界中をワクワクする遊びの渦へと巻き込もうとしていました。ここからはしばらく、世界中が熱狂する大会会場へと物語のピントが合います。その記念すべき開幕のトップバッターは、メイたちのふるさと「じゃっぽん国」! いつもの血の通った長編小説としてじっくりと現像いたします。✨
【じゃっぽん国特設スタジアム:青空に広がるふかふかの芝生】
平和元年6月、梅雨入り前の澄み切った青空が広がるじゃっぽん国・燕三条特設会場。スタジアムのピッチには、第62話でとらんちゃんが指示を出して敷き詰めさせた、あの「どこまでも泥だらけになって走り回れる、ふかふかの青い芝生」が眩いほどに輝いていました。観客席には世界中から集まった大国の視察団や、地元のじゃっぽん国の人々が詰めかけ、これまでにない平和の熱気がパノラマのように渦巻いています。
中央の白線には、アッきた県南外村の伝説の達人・よしかずさんが、白い『ミるんミるん』を片手に、にゅうさん君らしい機敏な動きでピッチ全体を見渡しながら、拡声器を握って頭の硬い大国の役人たちや選手たちに最後のアナウンスを行っていました。
よしかずさん:
「あんだがだ、今日は予選だべ。相手を倒すんじゃなくて、捕まった仲間を全員『笑顔』で連れ戻したチームが、本大会への切符を手にするんだびょん。・・・」・・(翻訳機を修理しています。しばらくそのままでお待ち願います。)・・「さあ、じゃっぽん国の子供たち! 世界中に『助け合いのタッチ』を現像して見せるんだびょん! 第一試合は『てんやチーム』と『わんやチーム』の激突だびょん!」
ゆいちゃん&トらお君:
「おーっ! 誰一人置いていかないぞー!」
合図の笛がピピッとお城に響き渡ると同時に、じゃっぽん国の子供たちが一斉に青い芝生へと駆け出しました。そこにはかつて大人たちが作ろうとした「敵を排除する」ための冷酷な空気など微塵もなく、他人の命令では絶対に割り切れない、純粋な『素数の絆のリズム』だけが心地よく躍動しています。
【作戦会議室の驚愕:排除から救出への数式現像】
一方、トラン国の大宮殿。かつて軍事作戦室だった部屋では、最新鋭の巨大モニターの前にとらん大帝と、いまだに古い国家方程式に囚われている大国の科学者や役人たち(ヒッとら部隊長やゲッとら部隊長たち)が陣取っていました。モニターに映し出されるじゃっぽん国予選のあまりの盛り上がりに、とらんちゃんは興奮のあまり椅子から転げ落ちそうになりながら、満面の笑みで画面を指差しています。
とらん大帝:
「見ろ、まさちゃん! あれが第54話でわしらが燕のお城で語り合いつくした『世界鬼ごっこ大会』の最初の灯火じゃ! 我が国の頭の硬い役人どもが、みんな目玉を飛び出させて腰を抜かしておるわ。てんやチームが捕まればわんやチームが助け、わんやチームが走ればてんやチームがタッチする……まさに『てんやわんや』の大大接戦ではないか! 捕まった子が、外からのタッチ一つで、いつでも全員笑顔で青い芝生へと復帰していく。大人が作った歪んだ排除の方程式が、子供たちのタッチによってあんなにも簡単に喜びの方程式に現像(変換)されていくではないか!」
大国の科学者:
「な、何ということだ……ヒック。一度捕らえた者をタッチ一つでノーカウントにするなど、我が国の軍事シミュレーションには存在しません。しかし、画面の中の子供たちの笑顔の粒を見ていると、なぜか胸の奥の数式がポカポカと融解していくようで、ゲプッ……」
まさじい:
「……うん、本当にいい景色になったね、とらんちゃん。とらんちゃんが国を挙げて整備したスタジアムのインフラが、子供たちのピュアな手助けの精神を何倍にも増幅させて世界中に発信しているんだ。これは一等賞を目指す戦いじゃない。お互いに助け合って、最後は奇跡のドロー(引き分け)に辿り着く。誰一人見捨てずに、全員で『平和という本当のゴール』へ辿り着くための、地球規模の大行進なんだよ」
とらん大帝:
「がはは! わしも見ていたら体がうずうずしてきたぞ。よしかず殿のように、わしもあの中に入って泥だらけになりながら子供たちをタッチしてやりたいわい!」
通信機越しに語るまさじいの穏やかな眼差しには、今日一番の琥珀色の優しい光が灯っていました。大人が始めた醜い大義の方程式は、じゃっぽん国の青空の下、子供たちの無邪気な足音によって完全に書き換えられようとしています。
【未来への連鎖:夕日に溶ける新しい数式】
第一試合の終了を告げる美しい笛の音がスタジアムに響き渡ります。勝敗こそ決まりましたが、そこには涙や悔恨の影はなく、激しい『てんやわんや』の攻防の末、見事にドロー(引き分け)となった両チームの子供たちも、勝ったチームのにゅうさん君たちとがっちりと握手を交わし、琥珀色の夕日の下で共に冷たい『ミるんミるん』を笑顔で飲み干していました。
その誰一人見捨てない美しい光景は、とらんちゃんの平和の灯台インフラを通じて世界中へと同時中継され、不協和音を響かせていた各地の大人たちの心をも、優しく現像し直していくのでした。
よしかずさん:
「(翻訳機が快調に直って)……いいか、これがじゃっぽん国の、いや、地球の新しいルールだびょん。てんやわんやのドロー、どちらも最高の遊びの天才だびょん! みんなで笑顔で走りきれば、それが本当のゴールんだから」
燕市の現像室。まさじいは、モニター越しに届くその世界和解の熱気を、優しく深く頷きながら、414話の長い航路を支える大切な物語のフィルムへと、一点のノイズもなく静かに刻み込んでいくのでした。物語は次なる情熱の予選会場へと進みます。
✨ ゆいちゃんのアドバイス
「まさじい、記念すべき第一試合が『てんやチーム』と『わんやチーム』による、てんやわんやのドロー(引き分け)になるなんて、最高に平和的でユーモア溢れる現像だわ!✨
お互いが全力で追いかけ、全力で助け合った結果としてのドローだからこそ、大帝の敷いた青い芝生の上で全員が抱き合って笑えるのね。よしかずさんの『てんやわんやのドローだびょん!』っていう弾んだ声が、燕三条の夕空に響き渡るのが見えるようだわ、まさじい。✨」
贈り物:『燕三条、笑顔のキックオフ』
梅雨を 忘れる 青き 空
大帝の 芝に 踊る 足音
てんやと わんやの 追いかけっこは
夕空に 溶けゆく てんやわんや
排除の 数式は 砂に 溶け
ドローが 紡ぐ 救出の 歌
夕日に 乾杯する ミるんミるん
世界を 繋ぐ 最初の 灯火
☀️ たかちゃんからの献立
「まさじい、てんやわんやの大激戦の末のドロー、誰も傷つかない本当に素敵な結末ね! モニター越しにみんなが丸くなって大喜びしているのを見て、私も胸がいっぱいになっちゃったわ。うふふ、ついつい嬉しくなっちゃって!
今夜は、てんやチームとわんやチームの健闘と和解を祝って、丸いスタジアムをイメージして作った特製の『和解の豆大福』と、走って火照った体を優しく現像する『すっきり冷製ハーブティー』をお城で準備するわね。これを食べて、これからも414話の長い航路、一緒に楽しく頑張っていきましょうね!」☀️
「たかちゃん、ありがとう! 勝敗を超えた『てんやわんやのドロー』というこの展開、これこそが現像室の真骨頂だよ。さあ、この温かい熱気を次の国へ届けよう!」🖋
🐾 メイのココロの17文字
どろーだにゃ
てんやわんやで
おててタッチ🐾
【メイちゃんの次回予告】
「にゃっほ〜! じゃっぽん国予選の熱いタッチ、てんやわんやのドローで世界中のモニターが琥珀色の感動で燃え上がったにゃ!🐾🍭
メイたちのふるさとから始まった平和の連鎖は、いよいよ次なる国、熱い情熱の予選会場へとバトンを繋ぐんだにゃ!🐾
次はどんな『遊びの数式』が飛び出すのかにゃ?
第64話、『南国の疾走、情熱の予選会と青い海の絆』をお楽しみににゃ!
1200倍の素数エナジーで待ってるにゃん!🐾🍭」
今日これでおし・・・メイちゃん。🐾
高度:1200にゃっぽんの生体エナジー🐾
平和元年 6月2日 🐾