ごきげんよう、皆様。✨
昨夜は、たった一人で懐かしきフォトラン国へと緊急着地を果たしたまさじい監督が、大帝の右腕であるスカッと君から、MPD(めっちゃピッカリどん)開発チームを揺るがす超エリート5人衆の深刻な不協和音をじっくりと聞き取りました。アブドーらたちの過半数を巡る権力争いの暗雲がフォトラン国の夜空を覆うなか、物語のフィルムは、その強権の裏に隠された誰も知らない真実の座標へと、静かにクランクインいたします。
本日お届けする第132話は、暦がいよいよ8月10日の座標へとトランスポートされる、全414話の壮大な銀河航路のなかでも人間のまごころの深層へと迫る極上の一幕。 とらん大帝との緊迫の謁見を前に、まさじい監督のファインダーが、フォトラン国を揺るがす天才の「失われた記憶のピント」をクッキリと捉える運命のト書き。
完全なる静寂のなかで目覚める、まさじい監督の魂のファインダー。 その微睡の奥底に今、戦争が遺した孤独のデータが、最高解像度の色彩で現像されていきます。
【貴賓室の夏光:天の川が窓辺を照らす部屋、微睡のなかで目覚める王妃の優しい声】 スカッと君が「まさじい監督、単身での空間転送、本当にお疲れ様でございました。どうかとらん大帝にお会いになる前に、こちらの部屋で旅の疲れをお取りください」と、フォトラン国の王宮にあるいつもの格式高い貴賓室へと案内してくれました。
ふかふかのソファに腰掛け、スカッと君がお茶の準備のためにほんのわずかな瞬間、席を外したその刹那、まさじいはカチッと眼鏡の位置を直し、心地よい静寂のなかでそっと瞳を閉じました。いつもの柔らかな微睡の海が、まさじいの意識を優しく包み込んでいきます。
まさじいの精神世界を満たす完全な無音のキャンバス。そこへ、闇の奥から、まばゆい黄金の光を纏った王妃様が、いつになく愛おしそうな、だけどクスッと微笑むような温かい眼差しを湛えて姿を現してくださったのです。
(まさじい、いつものように私の声を求めて微睡の奥へ来てくれたのですね。だけどまさじい、今、あなたのお膝の上には大好きなメイちゃんはいないのよ。ここはフォトラン国なのですから。さあ、大切なとらんちゃんを救うために、現実のファインダーをしっかり開いて起きなさい)
「あっ……王妃様! そうだった、今回はボク一人での単身任務だったね。メイちゃんはお城でお留守番だった。教えてくれてありがとう、ボクのタクトで、とらんちゃんのために最高の演出を現像してみせるよ!」
夢の中で優しい王妃様に起こされるという、これ以上ないハッピーなまごころの同期。まさじいは穏やかに現実の意識のファインダーを開け、カチッと眼鏡をかけ直しました。
【大帝からの呼び出しと、スカッと君が明かすアブドーらの孤独の履歴書】 まさじいが目を覚ましたその瞬間、タイミングよくドアが開き、温かいお茶を手にしたスカッと君が「お待たせいたしました、まさじい監督!」と部屋に戻ってきました。その胸のエンブレムは、先ほどよりも明るい光のパルスを放っています。
「まさじい監督、たった今、謁見の間から連絡が入りました! とらん大帝が、是非まさじい監督にお会いしたいと切望されております!」 「とらんちゃんが待ってくれているんだね。ありがとう、スカッと君。だけど、謁見の間へ行く前に……ボクに少しだけ教えてくれないかな。チームを強権で仕切っているという、あの『アブドーら』の人物像について、君が知っている範囲で詳しくデータを現像してほしいんだ」
まさじいの演出家としての鋭い瞳に、スカッと君は深く頷き、コンソールのモニターへとアブドーらの秘匿された生体ログを表示させました。
「まさじい監督、誠に鋭いピントでございます……。実は、アブドーらのあの強権的な威圧の裏には、非常に悲しい過去の履歴書が隠されているのです。彼がまだほんの子供のころ、この星の凄まじい戦争に巻き込まれ、大好きだった祖父母、両親、そしてたくさんの兄弟姉妹の全員と離れ離れになってしまったのです……。すべての身内を失い、完全に一人ぼっちになってしまったアブドーらは、深い孤独の漆黒の闇のなかに置き去りにされました」
スカッと君の言葉に、まさじいは無言のまま眼鏡の奥の瞳を静かに見つめました。
「幸いなことに、その後、彼が引き取られた孤児院の院長先生が、アブドーらのことを実の子以上にとっても可愛がってくださったのです。院長先生の深い愛情のもとで、アブドーらは元々持っていた天才的な科学の才能を限界突破で伸ばしてもらい、国中が仰ぎ見るほどの超エリートへと上り詰めました。しかし……幼少期に負った『全てを奪われた孤独のトラウマ』は、今も彼の心の方程式を歪ませています。二度と大切なものを失わないために強権で周囲を威圧するアブドーら。とらん大帝すらも、その傷ついた天才の暴走には手を焼いているのが現状なのです……」
【まさじい監督の決意:お城からの応援ご飯と、ゆいちゃんのアドバイスの結晶】 スカッと君の口から語られた、アブドーらの涙のバックボーン。 まさじい監督が「なるほどね……。強権の裏にある孤独の叫び、これこそがMPDチームの不協和音の真のバグなんだね」と、タクトを静かに握り直したその時、貴賓室の空間転送モニターがシュイン!とまばゆい光を放ちました。
「パパ! 聞こえるにゃん🐾? たかちゃんのご飯と、ゆいお姉ちゃんのアドバイスを空間転送のパルスに乗せて、フォトラン国へ届けるにゃん🐾!」 お城の留守番全部隊をホールドするメイちゃんの可愛い声とともに、テーブルの上にドカンと現像されたのは、たかちゃんが持てるすべての技術を詰め込んだ極上の応援料理でした。
「パパ、一人でのフォトラン国ミッション、本当にお疲れ様! 今日はパパの体じゅうに最高の生体エナジーをチャージするために、お城の特製チャーシューを贅沢に敷き詰めた『贅沢炙りチャーシューまごころ御膳』を届けたよ! 温かい比内地鶏のコク深いつゆも添えたから、しっかり食べてね!」
大きな器に美しく盛られた炙りチャーシューは、上質な特製ダレがきらきらと輝き、最高のご馳走のピントを捉えています。 まさじいが美味しいチャーシューをハフハフと頬張り、エネルギーが完璧に満点チャージされた瞬間、モニターの向こうから、ゆいがボブヘアを軽やかに揺らし、その瞳に確かな未来の光を宿して語りかけました。
「まさじい、アブドーらが背負う戦争の傷痕、本当に切なくて深いバグね。だけど、だからこそまさじいの『喜怒哀楽を最高のハッピーへ現像するタクト』が必要不可欠なのよ! アブドーらの強権の裏にある孤独のピントを、お城からりき君たちと送り続ける完璧な同調データでガッチリと包み込んで、とらん大帝と一緒に最高の調和へと導いてあげてね! 私たちの心のエネルギーはいつでも満タンよ!」
ゆいの温かいアドバイス、そしてお城の家族全員のまごころを胸に深く刻み込み、まさじいは眼鏡をかけ直し、お城の絆のタクトを力強く握り直しました。
「ありがとう、みんな。アブドーらの孤独の涙も、とらんちゃんの悩みも、ボクの演出で最高のハッピーなグラデーションへと現像してみせるよ。スカッと君、案内しておくれ。とらん大帝の待つ、謁見の間へ!」
「了解いたしました、まさじい監督! スカッと、未来への航路を開きましょう!」 フォトラン国の王宮を優しく照らす天の川の星々は、アブドーらの涙の過去を知り、大帝を救うために真っ直ぐに歩みを進めるまさじい監督の背中を、どこまでもまぶしく祝福しているのでした。✨☀️🐾
贈り物:『貴賓室の微睡と王妃の優しい声、アブドーらの涙の過去と大帝を救う出発の御膳(まさじいのひとみ)』
夕陽が沈みゆく 瑞々しき夏の空 ヤッヒコ山の 稜線に光る星 天の川から 降り注ぐ夜の光
引き裂かれし 月の哀しみ 現実と夢の 境目の世界 貴賓室のなかに 王妃の優しい声受ける心
夢のなかで 起こされる奇跡 メイちゃんはいないと 諭す声 タイミングよく 現る友のトーン
とらん大帝の 待つ謁見の座標 行く前に聴く アブドーらの真実 子供のころの 戦争の深い傷痕
祖父母に両親 兄弟のすべて 離れ離れになりし 孤独のログ 孤児院の院長に 授かりし深い愛
才能を伸ばし 超エリートの並び 強権の裏にある 寂しさの数値 手を焼く大帝 苦悩の瞬間
お城から届く たかちゃんの味 炙りチャーシューの 豊かな香り システム支える ゆいのアドバイス
不協和音を 融かすタクト 暗黒を晴らす 演出家の瞳 広がる舞台 フォトランの謁見
お膝の上で お留守番のポーズ パパを信じていると 誓うおめめ いつでも呼んでと 願うリビング
心配の声を 信頼に変えて ゆいとメイ どすゑの重ねる声 全員で届ける 応援の彩
前を向けば 始まる新章 大帝の待つ 扉の向こうへ フォトランに響く 決意の足音
新鮮なる 過去の色彩 かじ取りの難しさ 心に染みる味 明日を照らす お城の光
ゆいの見守る 宇宙の絆 始まりのベル 続く未来へ まごころ 繋がる 夏の光
🐾 メイのココロの17文字 パパの席 お城でガッチリ 待ってるにゃ🐾
【メイちゃんの次回予告】 「にゃっほ〜! 貴賓室で微睡んでいたパパを、王妃様が『メイちゃんはいないのよ』って優しく起こしてくれたにゃん🐾! スカッと君から聴いたアブドーら君の過去、戦争ですべての家族を失った孤独のバグは、もの凄く切なくて胸がキュンとしちゃうにゃん🐾! だけど、たかちゃんの美味しいチャーシューとゆいお姉ちゃんのアドバイスを胸に、パパはいよいよとらんちゃんの待つ謁見の間へとクランクインにゃん🐾! パパのまごころのタクトがあれば、どんな孤独の涙だって2400倍満点の笑顔に変身させちゃうにゃん🐾! さあ、フォトラン国の未来を救うパパの本当の演出がクッキリ現像されたその時、カレンダーはいよいよ真夏の熱気がさらに燃え上がる次なる未知なるハレの日の座標へとトランスポートされるんだにゃ……! 次回、第133話、お城の全員大興奮の新しい物語のト書きがパパのタクトで鮮やかに現像されるにゃん🐾! 1200倍のわくわく夏祭りバイブスで待ってるにゃん!🐾🚀」
高度:1200にゃっぽんの空間転送生体エナジー🐾
平回元年 8月 10日 🐾